高圧洗浄機にはさまざまなパーツがあり、用途に応じて使い分けることでより作業効率がアップします。特に作業に大きく影響するパーツが高圧洗浄機のガンに取り付けるランスで、タービンランスとライフルランス、ピストルランスの3種類があり、それぞれに特徴があります。タービンランスは高圧タイプと大流量タイプの2種類があり、どちらもフロントレバーを切り替えることで作業中でも直接噴射と円錐状の拡散噴射を使い分けることができます。家屋の外壁の洗浄や重機の洗浄などに適しているものがライフルランスで、作業内容によりランス長を50センチから2メートルまで付けかえることができるため、より高所の洗浄が可能です。ピストルランスはランス長が短いため水圧で振り回されることが少ないタイプで、他のランスと比較して先端のノズルチップの種類が多いことが特徴です。ノズルはランスの先端に付ける噴出口のことで、可変ノズルとトルネードノズルの2種類があり、基本となっているのが可変ノズルです。先端を回すことで水の噴出角度を0度から扇型まで変更することが可能で、角度が小さいほど水圧が高くなることが特徴です。噴出口の大きさによって水圧と水量が変わるため、数種類揃えておくとさまざまなシーンで使い分けることができます。トルネードノズルは強力な直進噴射力に回転を加えることができるノズルで、通常の直噴射よりも洗浄力が強くなります。塗装の剥離や木材の皮むきなどの作業に最適ですが、構造上耐久性にやや欠ける面があるため可変ノズルと使い分けるようにすることがポイントです。なお、噴出させるときに上向きで始めると破損することがあるため、噴出スタートは下向きで行う必要があるので注意が必要です。また、特殊なノズルとして洗浄を入れるタンクが付いているものがあり、洗浄液と水を同時に噴出させることができるため、洗車するときや外壁の洗浄などに大変便利です。ただし、高圧での噴射はできないため、洗浄面に洗浄剤をまんべんなく散布したあと、高圧水で洗い流すことが必要になります。